こんにちは

住宅部品によっては所有者に法定点検を受ける責務があることをご存じでしょうか

長い間住宅部品を使用すると「経年劣化」により安全上支障が生じる恐れが多くなる

ため、法律にて適切な保守をすることが定められています

(消費生活用製品安全法第32条第14項、20094月施行)

【長期使用製品安全点検制度】

製品が古くなると部品等が経年劣化し、火災や死亡事故を起こす恐れがあります

「長期使用製品安全点検制度」は消費者自身での点検が難しく、経年劣化による

重大事故の恐れが多い製品を特定保守製品に指定しています。対象製品を購入した際に

所有者登録を行います。登録すると適切な時期にメーカーから点検通知が届きますので

点検(有料)を受けてください

法定点検対象製品(特定保守製品)⇒石油給湯器 ・石油ふろ釜

【長期使用製品安全表示制度】

経年劣化による事故の件数が多い、下記の5製品については、設計上の標準使用期間が

過ぎたら自発的に点検を依頼してもらう必要があるため、製造年などの表示が義務付け

られています。購入したら表示を確認しましょう

対象商品⇒扇風機・換気扇・エアコン・洗濯機・ブラウン管テレビなど

製品の経年劣化による事故等を防ぐためにも定期的な点検をお願いいたします