こんにちは

笹野にある米沢興譲館高校の西側の道路沿いに米沢藩主の葬儀が行われた場所である

大檀葬場跡があります。

第3代藩主綱勝から第7代宗房まで5名の藩主と一夫人の葬儀が行われた場所です。

斎場として選ばれた理由は、西には斜平山があり大日如来を祀り、幸徳院笹野寺があり

羽黒権現が祀られ、北には愛宕権現が祀られている愛宕神社がある御成山には羽黒神社が

祀られに西方三山を背にした極楽浄土の地であることから選ばれたとの記述がありました。

江戸時代のお殿様の葬儀、そして名家上杉家ともなると大々的なものだったのではないでしょうか

道路側から西に向くと正面に斜平山が鎮座し神々に守られた極楽浄土のような景色だったことが

うかがえます。その後、9代治憲(鷹山公)の時代から火葬から土葬になり御廟所で行われるように

なったとのこと。

そこで疑問に思うのは米沢藩8代藩主重定の葬儀が解説で見ると抜けているのですが葬儀は

どこでやったのでしょうか?今度時間がある時にでも調べてみたいと思います。